2012年1月11日水曜日

水分たっぷり、しっとり食感。捏ねない全粒粉60%パンの練習

前回の全粒粉50%の丸パンに続き、
全粒粉60%で角形パンを焼いてみましたー。


そもそも今、パン作りにはまったきっかけは、
シリコンスチーム型つきパンレシピBOOK (扶桑社ムック)
捏ねないパン、ドライイーストをレンジ弱でチンしつつ、
発酵させるという方法など、おもしろくておもしろくて。
ただ、今使用中のドライイースト(Fleischmann's社のActive Dry Yeast)は
予備発酵したほうが合っているようなので、
レンジ弱の発酵方法はまだ試せていません...


そして、この本には可愛いシリコンスチーム型(角形、蓋付き)が付録に付いてきました。
(縦200mm×横122mm×高さ61mm、容量1000ml)


この型でほどよい大きさのミニ食パンが焼けるので、
全粒粉にはまっている今、愛用中です。
今回もこの付録のシリコンスチーム型を使用しました。



材料&作り方(上記シリコンスチーム型1個分。背が非常に低い半斤程度の角形パン)
  • 全粒強力粉:120g ※アメリカのBob's Red Mill, 100% Stone Groud Whole Wheat Flourを使用
  • 強力粉:80g ※アメリカのKing Arthur Organic Bread Flourを使用
  • 塩:小さじ1/3
  • オリーブオイル:大さじ1
  • ぬるま湯:175cc ※37度
  • 砂糖:大さじ1 ※てんさい糖を使用
  • ドライイースト:小さじ1/2弱(2g) ※新鮮元気(?)なドライイーストの場合
  • 打ち粉&お化粧粉用:全粒強力粉 ※全粒粉はぱさぱさで手や台にあまりなじまないので、強力粉のほうが作業しやすそう
  1. ぬるま湯に砂糖を溶かし、ドライイーストをぱらりと振り入れ、15分放置して予備発酵
  2. 大 きなボウルに全粒強力粉、強力粉、塩、オリーブオイルを入れ、1.のイースト液を一気に流し込む。ゴムベラで水分を行き渡らせる。その後、ゴムベラで切る ように練っては、生地を底から返す操作を60-100回ほどがんばる。ゴムベラで生地をなんとなく丸くして、ボウルに濡らしたキッチンペーパーをかけ(生 地には触らないようにする)、蓋またはラップをのせて、寝かせに入る
  3. 2.5〜3倍に膨らむまで一次発酵。今回の発酵時間は 24℃(74°F)くらいの室温でたっぷり2時間寝かせた。人差し指に打ち粉を付けて、生地にぷすっと触って、生地が戻らなければ一次発酵完了
  4. ふ にゅふにゅ&ぺっとぺとの生地だが、気にせずぷよぷよ移動&成形作業。台に打ち粉をたっぷりしてから、手にも打ち粉を付けながら、作業する。ボウルの端に 薄く打ち粉をふりふりして、周りからぷすぷす4本指で生地をボウルからそーとはずすしていく。生地がある程度持ち上がったら、そーっとボウルを返しながら 打ち粉たっぷりの台に移す。生地に軽く打ち粉をふって、打ち粉を付けた手のひらで生地をやさしく押してガスを全部抜く。カッターで2等分して、打ち 粉を手に付けながら、ぷよぷよやわらか生地をまんまるに丸めて、シリコンスチーム型に入れ、冷たい天板にのせておく
  5. 打ち粉 で残った全粒粉をパンの頭にたっぷりかけてお化粧。ラップをかけずに、火を入れていないオーブンの中 で休ませる。1.5倍強に膨らむまで2次発酵(全粒粉入りは焼きのときに膨らまない気がするので、よくわからずもなんとなく二次発酵でしっかり膨らませ た)。今回は75分休ませた。二次発酵終盤になったら、オーブンを190度(375F)に余熱しておく
  6. 190度のオーブンで35分焼いて、できあがり


捏ね完了。
1時発酵完了の図。
丸めて型に入れて、2次発酵開始!
2次発酵完了。背が低いですが...
焼き上がりの図。冷まし中。
カットした図。
周りはかりっと、中はしっとりできあがり。背は低いですが...

かなり薄切りにして、
クリームチーズをたっぷり載せていただきました。
楽しくパンが作れて、家族にもわりと好評でした!

シリコンスチーム型つきパンレシピBOOK (扶桑社ムック)