2009年9月30日水曜日

Mac mini のハードディスクを交換

しばらく前から使っている Mac mini (Intel版) の 120GB のハードディスクが手狭になってきたので、 500GB のディスクに交換することにしました。

Mac mini の型番:MB139J/A
スペック: 2.0 GHz Intel Core 2 Duo+ 120 GB HDD

準備するもの
  • HDDWESTERN DIGITAL 2.5インチ内蔵HDD Serial-ATA 5400rpm 500GB 8MB(型番 WD5000BEVT)
  • スクレーパー、またはお好み焼きのコテのようなもの(蓋をこじあけるのに必要)
  • 磁力のあるプラスのドライバー(奥の方のネジを回収するのに磁力が必要)
  • エアスプレー(ほこりを吹き飛ばすのに必要)
分解前の準備
分解前に既存のディスクの内容を新しいディスクに完全にコピーするのが定石だと思います(ディスクユーティリティーの「復元」機能や asr というツールでできるようです)。が、私の場合は、外付けのUSB HDD に Mac OS 10.5 Leopard の Time Machine 機能で日ごろからバックアップを取ってあったので、これを使って復元することにしました。というわけで、新品のHDD にいきなり換装です。

分解と装着の手順
  1. 裏返しにする
  2. カバーと本体の隙間にスクレーパーを深く差し込んで、両サイド徐々に浮かせる
  3. カバーをカパっと外す。ほこりが出たのでエアスプレーで除去する
  4. 無線LANのアンテナをとる(下のネジにアクセスするため)
  5. ネジを4本取る(右手前のネジだけ長いので注意。しかもこいつがちょっと取りにくい)
  6. 手前の電源系のコネクタを1つ取り除く
  7. 上部を持ち上げてそのまま後方に折り返す
  8. ディスクを固定しているネジを2本(2本は側面)取り外してディスクを取り外す
  9. 新しいディスクを装着し、ネジをつける。T字型のクッションを新ディスクに移動
  10. 後は逆の手順で元に戻す
作業の様子

今回準備したもの: HDD とスクレーパー(100円ショップ)

スクレーパーを隙間に差し込んで徐々に力を入れながら、サイドから持ち上げます。

カバーが取れた Mac mini の様子
新HDDを装着した後の様子。T字型のスポンジがだいぶへたっている感じでした。


分解後の手順
  1. Time Machine バックアップに使っている USB HDD を取り付ける
  2. Mac OS X 10.5 Leopard のインストールディスクを入れて
  3. 起動言語は日本語を選択して、
  4. メニュー上のユーティリティから「ディスクユーティリティ」を選択して、新ディスクのパーティションを作る。
  5. 「バックアップからシステムを復元」を選んで Time Machine のディスクからの復元を開始
  6. 「インストール先の選択」から新ディスクを指定して後は待つのみ

実はステップ3の「ディスクユーティリティ」で新ディスクのパーティションを作るのを忘れていて、はまりました(下記のYahoo! 知恵袋に助けられました)。パーティションを作った後、再起動する必要があるかもしれません。最初、パーティションを作った後で、「インストール先」として認識されず、再起動したら認識されました。が、これは私が混乱していたのが原因かもしれません。
参考にしたサイト


Apple Mac mini/2GHz/2GB/320GB/SD MB464J/A