2010年3月4日木曜日

渋谷、BACARI da PORTA PORTESE(バカリ・ダ・ポルタ・ポルテーゼ)でディナー

渋谷にあるイタリアン、BACARI da PORTA PORTESE(バカリ ダ ポルタ ポルテーゼ)へ、ディナーに行きました。

予約をと公式ページを見たら、なんとOpenTable(オープンテーブル)の予約システムを発見!
OpenTableは、レストラン予約サービスサイト。アメリカでは相当メジャーと誉れ高きサービスだそう。

希望日時を入力すると、指定した日時がピンポイントで満席でも、たくさんの他候補日時を表示してくれます。予約可能な日時と自分の予定を照らして、確実に選べてこれは良い!(実際の予約には要会員登録)

ホテルや旅館の宿泊予約では、空き室表示などは一般的ですが、レストランとなると、まだなかなかネットでの空席表示ありません。電話で空席確認/予約のことを思うと、OpenTableの便利さが際立ちます。一度この便利さを体験すると、つい比較してしまいそう... 日本でも、もっとメジャーになってくれるとうれしいなあと思いました。

予約当日、お店へ向かうと、センター街と併走する道をとことこ。なにやら賑やかげなでもちょっと閑かなビルの奧のほうへ。階段を上り、奧へ奧へと進むと看板を発見。
お店は...この先右手にありました。

corso 10 piattiの10品のコース。なんと、3,500円とのこと。
ワインは、イタリアのBIOワイン(有機栽培のぶどうを使ったワインとのこと。ビオワイン?と呼ぶみたいです。ビオビオ)を中心に毎月替わるリストだそうで、飲物はハーフのポーションのワイン×5杯のセットといただきました。
スパークリングワイン。Fongaro/Gran Cuvee Fungaroというものだそうです。
しゅわっと。
黒オリーブとオレンジのグラモラータ。パン粉を混ぜてさくさくいただきました。オリーブの濃い感じと、スパークリングワインがぴったりだそうです。たしかに!
帆立貝のタルタル。上に載ったパスタをパリパリ砕いてからいただくとのこと。

La Biancara/Sassaia。イタリア自然派ワイン界で有名なAngiolino Maule(アンジョリーノ・マウレ)氏が手掛けるワインとのこと。
開栓してから10日置いて白濁させたそう。初でした。
おいしい! ぐびぐび一気に飲んでしまいそうになりました。

3種の魚貝のヴァポーレ。まるまるー。
あいなめ、鮹、蛤でした。ワインもぴったり。おいしい...
パン。ほんのり甘味と、素朴な芳ばしさ。ついついたくさんいただいてしまいました。
ピチ。オレガノ風味のフレッシュトマトソース。
茹でた物と揚げた物、二つの食感がおすすめのパスタだそうです。もちもち、ぱちっと。
Pierpaolo Pecorari/Friulano。
キノコのバッパ(Zuppa)。バッパはパンでとろみをつけたスープだそうです。
キノコの良い香り。スープでいただくキノコは良いものです。
産地直送地魚のアクアパッツァ。鯛、アサリ。
このスープがおいしくて、おいしくて、きれいにいただきました。アクアパッツァ好きになりそう。
ここから、赤ワイン。Cascina Roera/Monferrato Rosso

カチュッコ・ディ、カルネを詰めたラヴィオリ、ドルチェフォルテソース。
Barbacarlo/MonteBuono。ここから、一人ずつ別のワインを出してくださいました。
豚バラとサルシッチャ、キャベツのカッソーテ。
ほろほろとくずれる肉、酸の効いたキャベツのおいしいこと。
ポモドーロ。20g〜、10g刻みで量を選べるそう。ピチと同じという30gでお願いしました。
ポモドーロもすっかり好物になりそうです。
デザート。いちごとチーズ。トリュフの香りを効かせてあるそうです。
チョコレートケーキととうもろこしのお菓子。
デザートと合わせるNicosia/Cerasuolo di Vittoria。DOCGワインだそうです(memo)。
せっかくなので、カプチーノもいただき、ほっと一息。
ワインは5杯はあらかじめ決まっているのかなと思っていたのですが、いろいろ好みを聞いてくださったり、様子を見て料理と合わせたりと、テーブルに合わせて出しているとのこと。

ワインも料理も一つ一つ丁寧に説明をしてくださって、たのしさも倍増。

満席でとても忙しそうながら、お店の雰囲気も明るくて堅苦しさのない居心地が良さ。
おいしい!びっくりー、ふと気がつくと、あっというまに3時間半ほど過ぎていました。

またうかがいたいなあと楽しいディナーの一時でした。

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