2008年4月21日月曜日

有栖川宮記念公園 - 東京公園散策シリーズ

有栖川宮記念公園は南麻布にある公園です。最寄り駅の広尾駅から 100メートルほど歩くと、入り口に着 きます。横書きなのに右から左に文字が並んでいるところがなんとなく由緒を感じさせます。

この公園は元々は皇族の有栖川宮家の御用地だったとのことで、見事な庭園が整えられています。



池の前にはこのような立て看板がありました。いじめないで欲しいものです。



公園には緑が広がっています。あいにくの曇天でしたが、新緑の木々に囲まれて散歩するのはいたって快適でした。モミジがたくさん植えられているので、紅葉の季節には見事な景色が広がっているのではないかと思います。



園内は起伏に富んでおり、広尾側の入り口から奥に進むにつれて徐々に丘を登る形になります。ちょっとした散歩になります。



園内には背の高い木がたくさんあります。車道からの騒音はほとんど聞こえないので、リラックスできます。どことなく空気もいいような感じがしました。



丘を登って広場まで出ると広場にでます。ここには有栖川宮熾仁親王の騎馬像があります。広場ではたくさんの子供が遊んでいてにぎやかでした。外国人の割合が高いのが特徴的です。銅像に向かって左手のほうに出入り口があるので、麻布十番の方面からくるときはこちらから入れます。



公園を訪ねたのは4月の半ばでしたが、園内には一葉(イチヨウ)という遅咲きの桜がまだ咲いていました。



まとめ

有栖川宮記念公園は美しい庭園を持つ、緑豊かな公園です。にぎやかな広場を除けば園内は落ち着いていて、都内の有料公園に引けをとらないレベルの公園だと思いました。園内には都立中央図書館があります。周囲は日本有数の高級住宅街ということもあり、最寄の広尾駅から数分歩くだけでポルシェなどの高級車を何度も見かけました。なんだか別世界に来た感じがしました。

入園料: 無料
お勧め度:★★★★(5点満点)

アクセス


大きな地図で見る