2012年2月10日金曜日

捏ねない しっとりパン。全粒粉50%マカダミアナッツパンの練習

おつまみに、無塩のマカダミアナッツを入手しました。
たっぷり250gほどあったので、パンに使ってみることに。


以前作った捏ねない全粒粉50%の丸パンのレシピをベースに、
ほんのり甘い素朴パンをこしらえてみたところ、
家族曰く、「これまでの自家製パンでは、一番好みかも」と嬉しいコメント。


しかし... なぜかと聞くと、「一番パンっぽいから」との回答。
いままでのはいったい... と思いつつ...
いよいよパンっぽいパンが作れるようになってきたのは、
喜ばしいことです。


捏ねないパンは楽々簡単で、作るのが楽しいので、
できあがりがあまりパンっぽくなくても良い方(!?)にはおすすめです!
なんだか微妙な気分がしなくもないですが...
備忘も兼ねて、メモまでに。



材料&作り方(直径8cm程度の丸パン6個分)
  • 全粒強力粉:100g ※アメリカのBob's Red Mill, 100% Stone Groud Whole Wheat Flourを使用
  • 強力粉:100g ※アメリカのKing Arthur Organic Bread Flourを使用
  • 塩:ふたつまみ
  • サラダオイル:大さじ1
  • ぬるま湯:180cc ※37度
  • 砂糖:大さじ2 ※てんさい糖を使用
  • ドライイースト:小さじ1/2弱 ※自分用メモ:2g使うつもりが今回は3gくらいになっていたかも...
  • マカダミアナッツ(無塩):70g
  • 打ち粉:全粒強力粉 ※強力粉のほうが作業しやすそう。でも全粒粉が使いたくて使っちゃいました
  • グラニュー糖:少々 ※お化粧用に、珈琲用グラニュー糖を1袋使用
  1. マカダミアナッツは140度に予熱したオーブンで20分ほどローストしてから、しっかり冷ましておく
  2. ぬるま湯に砂糖を溶かし、ドライイーストをぱらりと振り入れ、15分放置して予備発酵
  3. 大 きなボウルに全粒強力粉、強力粉、塩、サラダオイルを入れ、2.のイースト液を一気に流し込む。ゴムベラで水分を行き渡らせる。その後、ゴムベラで切るよ うに練っては、生地を底から返す操作を100回ほどがんばる。1. のマカダミアナッツを投入し、混ぜ込む。ゴムベラで生地をなんとなく丸くして、ボウルに濡らしたキッチンペーパーをかけ(ペーパーは生地には触らないよう にする)、蓋またはラップをのせて、寝かせる
  4. 2.5〜3倍に膨らむまで一次発酵。今回の発酵時間は 24℃(74°F)くらいの室温でたっぷり3時間寝かせた。人差し指に打ち粉を付けて、生地にぷすっと触って、生地が戻らなければ一次発酵完了
  5. ふ にゅふにゅ&ぺっとぺとの生地だが、気にせずぷよぷよ移動&成形作業。台に打ち粉をたっぷりしてから、手にも打ち粉を付けながら、作業する。ボウルの端に 薄く打ち粉をふりふりして、周りからぷすぷす4本指で生地をボウルからそーとはずすしていく。生地がある程度持ち上がったら、そーっとボウルを返しながら 打ち粉たっぷりの台に移す。生地に軽く打ち粉をふって、打ち粉を付けた手のひらで生地をやさしく押してガスを全部抜く。カッターで6等分して、打ち 粉を手に付けながら、ぷよぷよやわらか生地を1つ1つできるだけ天地高くまんまるに丸めて、天板にのせていく
  6. 天板に並べたら、キッチンハサミで十文字に切れ込みを入れておく。ラップをかけず、火を入れていないオーブンの中 で休ませる。1.5倍強に膨らむまで2次発酵(全粒粉入りは焼きのときに膨らまない気がするので、よくわからずもなんとなく二次発酵でしっかり膨らませ た)。今回は70分休ませた。二次発酵終盤になったら、オーブンを180度(350F)に余熱しておく。焼く直前に、グラ ニュー糖をパンの頭にたっぷりかけてお化粧
  7. 180度のオーブンで18分こんがり焼いて、できあがり

ローストしたマカダミアナッツ。
ほんのり色づくくらい。
ナッツを生地に混ぜ込んだ図。
濡らしたキッチンペーパーをかけて、
フライパンの蓋を載せて、1次発酵zzz
1時発酵完了の図。ぷにゅぷにゅ、ぺたぺたの生地。

成形&2次発酵完了。まんまるまんまる。
十文字に切れ込みを入れた部分にグラニュー糖を少々。
ちょっとだけ、お化粧。
焼き上がりの図。
素朴パン。たっぷりマカダミアナッツ入り。

たっぷりナッツやドライフルーツを混ぜ込んだ素朴パンは、
そのままぱくぱくいただけて、良い感じです。