ゴムベラできゅっきゅと混ぜたので、
まったく捏ねていないのか、微妙ですが...
以下のような点に注意して、作ってみました。
- 全粒粉なので、生地に水分を思い切ってたっぷり加えた(粉の重さとほぼ同量なんて無茶でしたかね...)
- やわやわふにゅふにゅぺったぺた(!)の生地をやんわりやんわり扱った
- 一次発酵(2時間以上)、二次発酵(45分以上)とも希望の大きさに膨らむまで、気長にのーんびり待った
ちょっと形はよこぺっちゃくなって...
パンの達人から見ると、
なんじゃこりゃな出来かもしれず恐縮ですが...
全粒粉50%でぎっちり感のない、
ずいぶん水分たっぷりのしっとりパンになりました。
家族には思いがけずわりと好評でだったので
(半分、よくがんばった的な意味でだったと思いますが...)
備忘も兼ねてメモまでに。
材料&作り方(直径8cm-10cm程度の大きめの丸パン6個分)
- 全粒強力粉:150g ※アメリカのBob's Red Mill, 100% Stone Groud Whole Wheat Flourを使用
- 強力粉:150g ※アメリカのKing Arthur Organic Bread Flourを使用
- 塩:ひとつまみ
- オリーブオイル:大さじ1
- ぬるま湯:275-300cc ※37度。今回は思い切って一気に300cc!
- 砂糖:大さじ1 ※てんさい糖を使用
- ドライイースト:小さじ1/2強(3g) ※新鮮元気(?)なドライイーストの場合
- 打ち粉&お化粧粉用:全粒強力粉 ※全粒粉はぱさぱさで手や台にあまりなじまないので、強力粉のほうが作業しやすそう。でも全粒粉が使いたくて使っちゃいました
- ぬるま湯に砂糖を溶かし、ドライイーストをぱらりと振り入れ、15分放置して予備発酵
- 大 きなボウルに全粒強力粉、強力粉、塩、オリーブオイルを入れ、1.のイースト液を一気に流し込む。ゴムベラで水分を行き渡らせる。その後、ゴムベラで切る ように練っては、生地を底から返す操作を60-100回ほどがんばる。ゴムベラで生地をなんとなく丸くして、ボウルに濡らしたキッチンペーパーをかけ(生 地には触らないようにする)、蓋またはラップをのせて、寝かせに入る
- 2.5〜3倍に膨らむまで一次発酵。今回の発酵時間は 24℃(74°F)くらいの室温でたっぷり4時間(3時間くらいで十分膨らんでいたけど作業時間とれず...)寝かせた。室温 によって、時間はまちまちで12時間くらいかかってもOKとのこと。人差し指に打ち粉を付けて、生地にぷすっと触って、生地が戻らなければ一次発酵完了
- ふ にゅふにゅ&ぺっとぺとの生地だが、気にせずぷよぷよ移動&成形作業。台に打ち粉をたっぷりしてから、手にも打ち粉を付けながら、作業する。ボウルの端に薄く打ち粉をふりふりして、周りからぷすぷす4本指で生地をボウルからそーとはずすしていく。生地がある程度持ち上がったら、そーっとボウルを返しながら打ち粉たっぷりの台に移す。生地に軽く打ち粉をふって、打ち粉を付けた手のひらで生地をやさしく押してガスを全部抜く。カッターで6等分して、打ち 粉を手に付けながら、ぷよぷよやわらか生地を1つ1つできるだけ天地高くまんまるに丸めて、天板にのせていく
- 天板に並べたら、打ち粉で残った全粒粉をパンの頭にたっぷりかけてお化粧(ラップがくっつかないように、全面にしっかりかけた)。ラップをかけて、火を入れていないオーブンの中で休ませる。1.5倍強に膨らむまで2次発酵(全粒粉入りは焼きのときに膨らまない気がするので、よくわからずもなんとなく二次発酵でしっかり膨らませた)。今回は55分休ませた。二次発酵終盤になったら、オーブンを180度(350F)に余熱しておく
- 180度のオーブンで17分焼いて、できあがり
ゴムベラで水分を行き渡らせた状態。
ゴムベラで生地を返しつつ、生地をまとまめた状態。
このまま発酵させちゃいました。
一次発酵中zzz ラップの代わりにフライパンの蓋を載っけておきました。
一次発酵終了。ぺったぺたー。
ばっちり打ち粉をしつつ、台に移動して、ガスを抜いた状態。ふにゅふにゅ。
本当に可愛い、ぷよぷよ柔らか、もち肌パン生地。
まんまるー。お休みーzzz
お化粧の粉をしっかりふっておかないと、
ラップにぴたっとくっつきますので、ご注意を!
二次発酵完了。ぷに。ちょっと休ませすぎたかな...焼き中。
焼き上がりの図。香ばしいー。
食事とともに。
しっとりー。
バターを添えて食事パンにもいいですが、
サンドイッチにもいいなーという具合の仕上がりでした。
捏ねないパンは、これといってがんばらずに、
ひたすらのんびーり作れ、ふにゅふにゅの生地を触るのが
妙に楽しかったですー。