2010年3月6日土曜日

アグー(豚)と、あぐー(豚)は違うそうな

今週公開されていた、日経のTRENDYnetの特集
「豚、鳥、牛… 正しい肉の見分け方&調理法を伝授! うまい肉を食す」、
特集Topページのおいしそうな写真に惹かれてチェック。

肉の見分け方、Good、Badなど、意外なチェックポイントもあって楽しく読めました。

ふむふむと読んでいくと、「銘柄がすべてではない! 肉の品質表示の見分け方」(記事)のコーナーで、アグー(豚)と、あぐー(豚)は違うと... けっこう有名な話だったみたいなのですが、知らなかった...

アグーは1385年に渡来した琉球在来豚の黒豚(Wikipediaの項目ブタ、以下の「あぐーとは」のページより)だそう。一方の、あぐー。アグーと西洋種の交配種を販売するときの銘柄名(沖縄県農業協同組合により商標登録された商品)なのだそう。

沖縄県農業協同組合(JAおきなわ)の畜産の説明ページ「あぐー豚肉」のコーナーからの引用によると、

「あぐー」の定義は琉球在来種豚「アグー」の血液(オス方)を50%以上有すること

なのだそうです。

上記コーナーには、あぐーのブランド表示のようなステッカーが。沖縄あぐー、沖縄やんばるあぐー、琉球あぐー、美ら海(ちゅらうみ)あぐーなどなど、タクサンアルヨ...
「あぐー」は、品質基準を充たした沖縄県産豚肉の統一ブランド名になっていて、たくさんバリエーションが存在する、ということのようです。

50%未満は西洋種? と思って調べたら、(株)沖縄県食肉センターのサイトに「あぐーとは」(紹介ページ)という説明がありました。そのページによると西洋種にあたるのは、L.Wランド系統、LWはランドレースと大ヨークシャーのハーフとありました。(株)沖縄県食肉センターはあぐーの生産・販売を行っているそうですが、そこに限った話なのかなぁ。例としてそういうものかと知ってよしというところで一段落。

外食の時にメニューで見て注文していたのは、筆文字で書かれた「あぐー」だったか... そんな記憶なような気がしてきた... そっか...

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その他、上記の特集記事には、和牛や地鶏などについても平易な説明がありました。

この手の話は、なるほどーと思っても、そのうちあやふやになって忘れてしまうのが常であります... メモメモ。ぶぅぶぅ。